104回甲子園について

104回甲子園について

対談開始

澤田 : お久しぶりです

金沢 : お久しぶりです

澤田 : 昨年の第103回の甲子園

金沢 : 104回ね

澤田 : 104回、初戦勝ってですね、二つ目仙台育英と、あれは一番の、久々に高校野球の大変な試合を見たなという方が多いんですけれども、壮絶な試合でしたね。

本当に見てる人はとんでもなく内容の濃い試合にうっとりしていたと思います。

あの試合で10キロ位痩せたって聞いたんですけども、どうだったんですか?

金沢 : 8キロくらい痩せたからね、10キロはやせてないですけど、相手の監督の(仙台育英)須江監督もよく大学時代 八戸大学にいた頃からよく知ってる監督だったですから、前日にメールがきて。

おばんでございますってメールがきて、勉強させてくださいってメールが入ったときに、改めて闘志がメラメラと湧いてきて。

明日ガチンコ勝負で勝ったほうがてっぺん獲ろうやという話をちょうどしてあの試合だったから、色々ね。

監督自身としてはやり切った感あるんですけど、結局負けた悔しさのほうが大きくなった試合ですよね。

澤田 : 97%くらい悔しくて、あとの3% は同じ地域で同じグラウンドで野球をやった須江監督に勝ってもらってよかったっていうのが3%くらいですか?もうちょっと上ですか、30%くらいですか?

仙台育英戦についての対談 | クラスタ
仙台育英戦について対談している様子

こいつ、てっぺん獲りよるな

金沢 : いや、負けたのが悔しさ100%ですけど。ただ、戦い終わって、これ仙台育英、メールでね、前日送ったときのように、ひょっとしたらてっぺん本当にとりよるなってのは何気なく感じましたね。

それぐらいお互いが力を出し合った試合で、終盤の7回8回9回で彼がそれを、育成がそれをひっくりかえして、2年生主体の若いチームでもあったから。

終盤の育英さんの試合の中で成長している姿を戦いながら感じたんで、本当に終わった瞬間に、瞬間的にてっぺんこいつとりよるなと。

こいつって言ったら怒られるな。須江監督に怒られるけど。そう思いました。本当に。

澤田 : 春の選抜も出て、夏、期するものがあったと思うんですけども、優勝した仙台育英に敗れた。

多くの、しかしながら東北の高校野球ファンは、東北が勝った。

仙台育英が勝った。やっと悲願を達成したというような思いを抱いた人が多かったんじゃないかなということで、総括ということで、これを終わります。

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