金沢監督の選手指導論

金沢監督の選手指導論

バッティング指導の考え方と伝えたいこと

澤田 : 金沢監督と言えばバッティングの指導に定評があるわけですけども、何か日々日進月歩といいますけども、色々変わる部分あるのかなとは思うんですね。

ただこれだけは変わらないもの、これだけは間違えないぞみたいなことがあったら、小学生、中学生、高校生、大学生、あるいはその保護者の方々にこれだけは間違えないよっていうことがあったら、これだけは正しいんじゃないでしょうかってことがあったら教えてほしいですね。

金沢 : 光星の田村とか北条とか、指導していたころからね、バッティングというものはこうなんだっていうものを持って今まで来てますから。

ぜひ、明秀日立高校に興味がある、特にバッティングに自信がある子は多少苦手な守備だとかランニングだとか走塁だとかあってもね、ぜひ明秀に来ていいところを伸ばしていってほしいと思います。まずはね。

やはりここだけは絶対だっていうのは、バッティングで一番重要なのはタイミングだということ。

澤田 : タイミング

明秀日立 バッティング練習 | クラスタ
明秀日立 バッティング練習の風景

バッティングは ○○○○ だ

金沢 : タイミングです。人生もタイミングで。

タイミングっていうのはピッチャーに合わせるだけがタイミングじゃなしに、自分の体が最大限の力を発揮する体の使い方をしたときに、打つ。

そのタイミングで打ててるかっていうタイミングあって、僕はタイミングには二つあるんだよと。

この二つをちゃんと理解しなさいっていうことを言ってます。

次に軸、そして体重移動。タイミング、軸、体重移動っていうものは、僕はこれは絶対だと思いますね。順番も含めて。

最後にバットのしなりを使える子、あるいは坂本勇人のように体のしなりを使える子。

こういうことができるようになると一流になるんじゃないかなという考えは変わらないでいます。

明秀日立に来たらそれを絶対教えてあげたいなと思うし、今言ったように必ず人には長所があるので。

さっき言ったように僕はバッティングで、僕はちょっと守りがあるいは走塁が苦手でも、明秀に行って俺はバッティング活かしたいっていう子はぜひ来てもらいたいと思いますし。

でも、その中で自分の不得手なものにちゃんと取り組む姿勢も高校三年間の中で植え付けていきたいなという風には思いますけどね。

まずは自分の長所を伸ばすというところから入って、野球に自信をつける。

そして不得手なものに取り組む人間力をつけて、自分自身の人間にも自信をつけるというようなことを教えていきたいなと。

それは絶対ですということは言いたいです。

対談後~

澤田 : 深いぃ~

金沢 : そこカットですよね

澤田 : いやぁ。これもカットしないで。今日は野球選手なのにプーマなんですけど。一緒に私とプーマやってもらっていいですか。せーの。

金沢 澤田 : プーマ

澤田 : (二人を指して)兄弟だから

金沢 : もうちょっと砕けた感じで来るのかなって思ったんですけど。

澤田 : いいんだよ、基本はまじめじゃないといけない。不真面目だったらさダメじゃん。

金沢 : こんなんだったらいつでも撮りに来てください。

対談の締めのポーズ | クラスタ
対談の締めのポーズ

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