澤田 : こんにちは、御不沙汰してます。
石橋 : ご無沙汰です。
澤田 : 石橋さんには聞きたいことがありました。色々あったんですけど、その中で地区大会、県大会、春の大会。流石だなぁと思ったのはやっぱり花巻東との県大会ですね。
結果的にはサヨナラ負けということだったんですけども、生徒の反応と、あとは試合に当たってどんなことを注意しながら望んだんでしょうか。
石橋 : 地区予選三試合、県大会ニ試合は、エースでずっといきましたので。
多分、花巻東はずっとエースの画像を分析してたの思うので、花巻東と当たる時だけは別のピッチャーで行こうって考えていました。それがうまくいったんじゃないかなと思います。
今、一年生が多かったので、負けることの方が多いと思ったけれども、財産に絶対になるなと、収穫は絶対あるなと考えたゲームでした。
澤田 : 拮抗した試合っていうのはみんな望むっていうか。
戦前の予想は花巻東が有利で、最終的には花巻東がサヨナラ勝ちということなんですけど、ただやっぱり多くの野球ファンの人、高校野球ファンの人は、流石だなと。
やはり、ああいう拮抗したゲームに持っていけるっていうのはやっぱり石橋野球の真骨頂と言いますか、石橋先生の力だなというのは、改めて世に示すことができたと思います。そういった春の経験を活かして、夏に向けての目標というか、どういうような考えをお持ちなんでしょうか。ズバリ、甲子園というものはどうなんでしょう。
石橋 : まだ今年一年生を関東以北からスカウトしてきてからのスタートですから、そんなにすぐ甲子園とかっていうのは考えていません。とにかく安定してベスト8以上は行きたいなっていうチーム作り、そっちの方を考えています。
澤田 : 心の扉を開けていただいて(ジェスチャー)。名将石橋さんですから、やっぱりいろんな経験をなさって来て、やっぱり(自身が)一ファンで。
石橋さん。大変申し訳ないんですけど、私の中では一緒に野球をやった、青森山田学園での時代のこともありますし、またあの石橋先生からいろんなことを教わってきたと私も思ってますので。正直、夏何%くらい甲子園、狙えるのかなと。
石橋 生徒たちにもその話はしたんですけども、ゼロじゃないと。ゼロじゃないから、頑張っていけば面白い試合になるんじゃないかなっていう話はしました。ただ、シード権は獲得しましたけれども、やっぱりクジ運っていうのはものすごく大事にしていきたいなっていう風に思っています。
クジ運を良くしていく方法っていうのはやっぱり、日頃の私生活とか、そういう環境整備だとか、感謝の気持ちだとか、そういう事で変わってくるよっていうことは話をしていて、それを励行してもらえればなっていう風に思っています。