8年ぶり夏の甲子園へ。健大高崎の現在

8年ぶり夏の甲子園へ。健大高崎の現在

学校概要

正式名称「高崎健康福祉大学高崎高等学校」

群馬県高崎市中大類町にある私立高校。

監督は青柳博文氏。2002年より同校の監督を務める。

春のセンバツ振り返りと、夏の甲子園に向けて

澤田:ご無沙汰してます。

青柳:ご無沙汰です。

澤田:いつもありがとうございます。青柳監督のことを私は「全国お人よし協会局長」と勝手に言っております(笑)。東北福祉大学の指導者はたくさんいますけれども、間違いなく、その中でも本当に優しくて思いやりのある、先輩を大事にする素晴らしい人です。そんな方と健大高崎のグラウンドに来て、久々にお会いできて嬉しいです。春の関東大会、優勝おめでとうございました。

青柳:ありがとうございます。

澤田真一 青柳博文 甲子園 健大高崎
夏の大会に向けての抱負を語る青柳監督

澤田:これから夏の大会に向けて、現在の感触を含めての目標などをお聞かせください。

青柳:2015年以来、夏の甲子園は遠ざかっていまして。今回出場できれば8年ぶりということなので、選手一同、今年こそはという気持ちでやらせていただいております。

澤田:そんなに出場から遠ざかっていらっしゃったんですね。センバツに出ていらっしゃるので、あまり感じませんでした。

今年のセンバツは惜しかったですね。絶対優勝すると思っていました。初戦、報徳学園戦でしたよね。

青柳:報徳さんは強かったです。本当に力があるチームでした。うちも力を発揮出来なかったですし、力不足を痛感しました。

健大高崎の若手、投手力について

澤田:センバツではバッティングの方で苦しみましたね。強打で、走塁に特化した健大高崎が、ランナーを出せないというのは厳しいですよね。夏に向けて頑張って欲しいです。

ピッチャーに関してはどのような感じですか?

青柳:5月に行われた関東大会で1年生が2人デビューしまして、その2人を含めた中で競争させています。投手自体は、5人か6人はベンチ入りしてますね。でも、エースのピッチャーが怪我をしてしまったので、エースの復調まで1年生や2年生などで繋いで、なんとか勝ち上がりたいと思います。

澤田:5、6人いたら、うまいこと駆使していけば夏の暑い中でも強豪校を倒していけそうですよね。1年生の投手も凄いですね。力のある子も多い中で、関東大会の大舞台に立っていますし。

青柳:先輩たちが投げやすい環境を作ってくれているので、思い切り良く出来てます。

先輩たちの優しい声かけとかがありまして。良かったと思います。

バッティング 健大高崎
シャトルを使用してのバッティング練習風景

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